2018’’事業承継の悩みと、確認事項!

事業承継とは具体的に経営権や自社株式、事業用資産の承継のことを指していて、これらの承継の前には経営に関する理念やビジョンを後任者と共有する作用が必要になります。

会社としては今後も存続するためにどのように事業承継を進めるかは非常に重要な問題であり、準備が遅れると後継者を確保できなくなったり、会社の体制をそのまま引き継ぐことができません。

実際に動き出す時の悩みとして多いのは、どれくらいの時間を必要とするのかを把握するのが困難だという点であり、先送りしてしまう企業が多いようです。

できるだけ早めに進めておくことが重要であり、そのためには会社の体制を速やかに整えておく必要があります。

規模が大きくなると5年以上の期間が必要となりますので、経営者の年齢を考えて早めに取り掛かりましょう。

後継者選びや教育についても悩みを抱えることがあります。

後継者選びでは、経営ビジョンや意欲、能力などが重要なポイントになり、自分がリーダーになって会社の運営を行なうという覚悟も必要です。

教育に関しては、現在の経営者の理念や知的資産を承継することが前提となり、価値観や信条を共有しておくことも忘れてはいけません。

これらは承継後の経営を円滑にするための大事なポイントであり、足りない部分があれば時間をかけて取り組む必要があります。

税金についての悩みを多く耳にしますが、事業承継の際には相続人が後継者一人で相続財産が株式だけの場合には自社株式の評価額によって相続税が決められています。

また、生前継承する時には自社株式の株価を下げて評価額を低く抑えるための対策を行なわないと相続税よりも高い税率がかかって負担が大きくなりますし、現経営者には所得税もかかりますので、後継者に買い取り資金があるかというのも重大な問題です。

古参社員の扱いについても、誤ると経営を揺るがしかねません。

古参社員が他の社員から信頼されていると後継者に味方がいないという状況に陥ることもありますので、古参社員の共感を得られるような誠意を持った対応をしなければなりません。